Contsruction
φ800先導管推進
φ800先導管推進
ヒューム管30本目の推進
レーザー中継器
到達状況
到達時のディスクカッタの磨耗状態
カーブ推進仕上がり状況
施工場所の安芸津町は酒造りの町として有名で、多数の清川が流れており、多くの礫・玉石を含む、滞水地盤となっています。さらに立坑位置や官民境界等の理由によりカーブ推進が採用され、非常に難度の高い施工条件でした。
ここで採用された工法は泥土圧式(先導管駆動)推進工法でした。
この施工はカーブ推進に加え、土質が玉石、転石であることから推進のズレが大きくなる可能性があり、方向制御に細心の注意が必要でした。推進機のディスクカッタに岩切砕用チップインサートカッタを採用し、切羽の安定にも注意しながらの施工となりました。
レーザー中継器を利用したリアルタイム曲線計測システムによって長距離計測の測定精度を保ちながら、三興建設のWEB遠隔施工支援システムによって推進機の掘削情報をもとに熟練オペレータがサポートすることによってトラブルなく高品質で効率的な施工が実現できています。
推進開始より150Rのカーブ推進を含め、約50日間で到達し、上下変位最大11mm、左右変位最大25mmの精度でした。ディスクカッタも特に目立った損傷はありませんでした。
施工名 | 安芸津公共下水道汚水1号幹線管渠12工区建設工事 |
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施工場所 | 広島県豊田郡安芸津町(現:広島県東広島市安芸津町) |
使用機種 | TP125S |
管種・管径 | HPφ800mm |
推進延長 | L=105.80m (曲線R=150m) |
土質 | 玉石、転石混じり砂礫 30≦N<50 |
最大礫径 | 500mm |
水位 | GL.-1.4m |
土被り | H=4.05m |
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